英単語暗記のコツ page2

○単語の構成要素

英単語の多くが意味のあるパーツの組み合わせで出来ていることを紹介したので、次は英単語を構成するパーツにはどのような種類があるのかを 紹介していきます。語源を利用する上で欠かすことのできない英単語の主な 構成要素は「接頭辞」、「接尾辞」、「語根」の3つです。

  • 接頭辞:せっとうじ(prefix)

  • 単語の上につくもので、接頭辞単独では使われません。
  • 例として「anti-(反〜)」や「ex-(外に)」などがあります。
  • 接尾辞:せつびじ(suffix)

  • 単語の末尾につくパーツで意味や品詞を表す部分です。
  • 例として「-ble(可能)」や「-er(人)」などがあります。
  • 語根:ごこん(the root of a word)

  • 単語の基本的な意味となる部分が語根です。
  • 例として「cap(捕らえる)」や「sta(立つ)」などがあります。

「Mr.インクレディブル」というCGアニメーション映画をご存じでしょうか。この「incredible」は「信じられない(ほどの〜) 」という意味を持ちますが、この単語を構成要素にしたがって分解すると以下のようになります。

in(接頭辞)+cred(語根)+ible(接尾辞)

ではこの「incredible」を分解して意味を足し算してみます。接頭辞のinは「否定」を意味し、語根のcredは「信じる」を、最後の接尾辞ibleは「可能」を意味しているので、これらを複合して「信じることができない/信じられない」という意味となっていることが分かると思います。 単語全体を見ても意味が分かりにくい、紛らわしい単語こそ、語源の足し算でクリアにすれば分かりやすく、覚えるのも容易になります。

○構成と足し算の理解を深める

単語の構成と足し算の理解を深めるためにも、以下に紹介する共通の語根を持つ5個の単語を例にとって見てみましょう。

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  • emit:放出する
  • omit:抜かす・省く
  • commit:委ねる
  • permit:許す
  • transmit:運ぶ

これら単語に共通する語根は「投げる/送る」を意味する「mit」で、 「mit」の語源は、「送る・投げる」を意味するラテン語の「mittere」となっています。

  • emit

  • e-(ex:外に)+mit(投げる→外に投げる→放出する
  • omit

  • o-(ob:離して)+mit(投げる)→離して投げる→ 抜かす/省く
  • commit

  • com-(対して)+ mit(送る)→(ある人に)対して送る→委ねる
  • permit

  • per-(通って)+mit(送る)→(通ることを)許す
  • transmit

  • trans-(越えて)+mit(送る)→越えて送る→運ぶ

○便利だが、過信は禁物の「語源+足し算」

語源+足し算で覚えやすい英単語は確かに数多くありますが、中にはこの方式で説明でないものがあることを忘れてはいけません。 語源学的に分解できるのは、ラテン語とギリシャ語に由来する英単語のみです。 しかしこれら英単語は全体の7割を占めているので、語源+足し算ができる英単語を覚えることは語彙の幅が広げることに間違いはありません。 実際、既にたくさんの英語学習者が語源に重点を置いた暗記方法を取り入れて勉強しています。7割を占める単語を覚えることができたら、残り3割の英単語をこつこつと覚えていきましょう。最終的にはやはり「継続は力なり」とも言える地道な反復が確実な力となってくれます。

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最終更新日:2016/10/11

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