英語の語順

このページでは、英語の語順とその特徴について紹介・解説しています。

それではスタートです。

○日本と英語の語順・構文の違い

英語を少しでも習ったことがある方はご存知のとおり、日本語と英語では語順と構文がまったく異なります。 たとえば、「去年は雨がたくさん降った」という日本語を英語に直すとどうなるか。

We had a lot of rain last year.

これは「We」を仮主語として使った英語独特の言い方です。この文を例に挙げても日本語と英語とでは語順も構文もまったく違うことがわかります。 「この道を行けば駅にでます」は

This road will take you to the station.

という表現になり、英語の苦手な日本人には想像もできないような主語を使っています。当然それに続く言い回しも日本語とはまったく違ったものになるのです。このような英語独特の表現は、授業などで習って知っているだけでは会話の場面に出てくることはありません。 英会話の聞き取りについても同じです。リスニングの場合、聞いた発音を認識して瞬間的に理解する「直解」が必要不可欠ですが、 英語に慣れていない方にとっては習得困難なスキルです。英語を使った会話の時に単語が思うように出てこない、思い出せない、もしくはリスニングができない理由は簡単。英語を習っている日本人のほとんどは、英語の文章を聞いていながらそれを日本語に直して認識し、さらにそれを英語に訳して話そうとしているからです。

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語順・構文のまったく異なる日本語に慣れ親しんでいる日本人、特に成人にとって英語を瞬間的に理解するのはほぼ不可能といって良いでしょう。オランダ人やフランス人、ドイツ人などのヨーロッパ圏の人々が日本人と比べて英語を簡単に話せるようになる理由の一つに、ヨーロッパ各国の言葉の語順構文がとてもよく似ているからで、多少言葉のルール違いがあっても、語順・構文が同じで単語を別の国の言葉に置き換えるだけでなので、外国語の習得はそれほど困難ではないようです。英会話の場合、聞いた英語表現を直解して話したい表現が即座に出力できるように ならなければ成立しませんが、学校では英会話よりも「読み・書き」にほとんどの時間を費やしている私たち日本人は、このような訓練をまったくといっていいほど学んでいません。5文型や動詞の活用、現在完了形や不定詞など中学校で重要な文法・ルールは一通り習いはしたものの、これら知識はただ知っているだけでは残念ながら実践ではとうてい使えるようにはならないのです。日本人がリスニング(聞き)に比べて得意とするリーディング(読み)にも同じことが言えます。洋書を楽しめる、英字新聞をすらすら読めるという日本人はあまりにも少なく、学生時代トータルで10年あまり英語を勉強していても、結局読み書きを実践で適切・的確に使える方は稀です。日本人は昔から「英語が苦手」というこの理由は、「訳読」「返り読み」と 呼ばれる昔からの勉強法が影響して、英語を理解するために英文を日本語の語順になるように読むクセがついてしまっているのです。

 


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