英語の語順 page2

試しに下記の例文を訳してみましょう。

I didn't like my mother when I was young.

この文章の訳し方は、まず「When」以下を「私が若い頃」と訳し、次に「私は母が嫌いだった」と続けられているのがわかります。 そのほうが日本語として座りがいい、シックリとくる訳し方だからです。しかしこの方法は「試験のため」、あるいは「翻訳家になるため」の勉強法となので注意しましょう。 この英文の順番を考えると「私は」→「すきじゃなかった」→「私の父」→「若い頃」と語順のまま理解することが重要となります。さらに進めると、 一度日本語に訳してから考えるのではなく、英語のまま理解しなければなりません。直解が苦手だとしても、にはちょっとしたコツを覚えてそれを意識すれば克服することが誰だって可能なのです。 実用的な英会話、とくにリスニングを強化したい人にとって「英文を後ろからたどって訳す」方法ほど害になるものはありません。 英語を上達させたいのであれば、難解な文章を読む時を除いて、英文は文頭から読んで理解するクセをつけましょう。 では練習も兼ねて、次の英文を文頭から訳してみましょう。

Is there anything I can do for you ?

この英文の訳は、「あなたに対して私にできることが何かありますか?」となりますが、語順を日本語と英語で比較してみると、

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「何かありますか (Is there anything)」→「私にできることが (I can do)」→「あなたに対して (for you)」となっており、 日本語と英語とでは語順が逆になっています。この文を聞いてそのまま瞬間的に理解できる人は英語中級者以上と言えるでしょう。 英文法の流れをそのまま自然に頭で理解できるのであればリスニング能力は相当なもの。上記のように英文を一度通しで読んだ後、日本語の語順にしたがって英文を後ろからたどって訳し読むことを「訳読」と言いますが、この方法は英語を母国語としない私たちが一から英語を学ぼうとするときに有効な手段となります。しかし、基本的な英文法や構文を理解したているのに訳読を続けるのは大きな害となります。訳読から離れられない勉強方法で長時間練習を繰り返しても、英語で実際に会話をしたり、ニュースや新聞を自然に聞くことは不可能です。それもそのはず、英語→日本語→英語と訳にかかるプロセスに時間がかかっているからです。訳読である程度英文法を訳すのに慣れたら次のステップは「直解」ですが、この直解の上達に役立つ教材をひとつ紹介しておきます。それは「スーパーエルマー」の思考法。「スーパーエルマー」では、日本人が脱しにくい「後ろからのたどり読み」、 「返り読み」の弊害にスポットを当てて矯正する具体的なプログラムです。「スーパーエルマー」のホームページは当サイトの「LINK」ページにて紹介していますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

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